自分でもやってみたい!
サイファーっていうので練習ができる?って聞いたことがあるけど、どうやって参加したらいいんだろう?
参加してみたいけど、勇気が出ない…。
この記事では、サイファー大好きアラサー女が、このように思っている人の疑問を解消します。
この記事で分かること
・サイファーとは何か理解できる
・サイファーの楽しさが分かる
・サイファーへの参加方法が具体的に分かる
・サイファーって怖い?未成年でも参加していい?などの疑問を解消できる
サイファーとは?
サイファーとは、公園や広場などにスピーカーを置いてビートを流し、参加者が輪を作って1人8小節ずつ順番に即興ラップをする催しのことです。
「即興ラップ」と聞くとMCバトルをイメージする人も多いですが、サイファーとMCバトルは別物です。
サイファーでは言い合いをして勝敗をつけるわけではなく、各々がやりたいラップをしていきます。
韻をたくさん踏む人もいれば、リズミカルなフローをする人もいる。
韻やフローにこだわらずに、日頃思っていることを音に乗せてひたすら語る人もいる。
ずばり、サイファーとは、音の上で自由に自己表現できる、超楽しい空間なのです!!
そんな人のために、私がよく遊びに行っている練馬サイファーから写真をいただきました!
こんな感じで輪っかになってラップをしていきます。
こちらは集合写真です!
練馬サイファーは、忘年会とかもするくらい参加者同士の仲が良いのが特徴です。
- 毎週のように30人~40人くらいのラッパーが集まる大規模サイファー
- 韻を踏みまくる人がたくさんいるサイファー
- トラップ系のビートがメインで流れる、フロー巧者が集うサイファー
サイファーによって雰囲気が違っていて、初心者でも参加しやすいところもあれば、アンダーグラウンドな雰囲気のところもあります。
以下の記事で、東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県のサイファー情報をまとめています!
日時や場所はもちろん、サイファーごとの特徴や主催者によるコメントを掲載しているので、関東のサイファーに行ってみたい人はぜひ読んでみてください。
サイファーのここが楽しい!
サイファーに行きまくっている私が思う、サイファーの魅力は以下の3つです。
- ビートに乗って自由にラップできる
- HIPHOPが好きな人と交流できる
- 事前に申し込まなくてもフラっと参加できる
詳しく解説します!
ビートに乗って自由にラップできる
サイファーの最大の魅力は、流れるビートに乗って自分の好きなようにラップができるところです。
韻が好きな人は韻をたくさん踏めばいいし、フローが好きな人はリズミカルにラップしてOK。
実際に、私は韻が好きなので、下手くそながらも韻を積極的に盛り込んだラップをしています。
とはいえ、他の参加者を不快にさせるような、誹謗中傷のような発言は良くありません。
HIPHOPが好きな人と交流できる
サイファーに行けば、HIPHOPが好きな人と交流できます。
私は大学2年生のころにHIPHOPにハマったのですが、当時周りにMCバトルや音源が話をできる友達は1人もいませんでした。
性別も関係していたのかもしれませんが、趣味の話をできる人がいなくて寂しかったのを覚えています。
しかし、サイファーに行ってみたらHIPHOPが好きな人・めちゃくちゃ詳しい人・自分でライブやアルバムリリースをしている人にたくさん出会えました。
事前に申し込まなくてもフラっと参加できる
申し込みなどをする必要なく、当日になったら開催場所へ行くだけで参加できるのも、サイファーの大きな魅力です。
会社の飲み会や友達との遊びの予定があるものの、直前になって「やっぱり行きたくなくなってきた…」と感じたことはありませんか?
その点サイファーは、行きたいと思ったときにだけ参加できます。
私は気分の波が激しい方なので、「今日行こうと思ってたけど寒いしやめとくかー」「なんか気持ちが落ちてきたから今日はやめとこー」なんてことが日常茶飯事です(笑)
学業や仕事で忙しい人にとっても、嬉しいポイントだと言えるでしょう。
「門限があるので早めに帰ろう」「仕事帰りに30分だけラップしよう」
といったことも可能です◎
サイファー参加の流れ
ここでは、サイファーに参加する際の流れを紹介します。
①Xなどで開催情報を調べる
②当日になったら開催場所へ向かい挨拶をして参加
③ビートに乗って8小節ずつフリースタイルラップをする
順を追って説明します!
①Xなどで開催情報を調べる
多くのサイファーが、X(Twitter)のアカウントを作っています。
そのため、まずは自宅や学校、職場の近くでやっているサイファーがないか調べてみましょう。
大抵の場合、アカウントのプロフィ―ルに日時や場所などが記載されています。
基本的にはいきなり参加してOKですが、事前にDMを送っておくとより丁寧です。
不安な気持ちがある人は、「初心者ですが参加させてもらってもいいですか?」と聞いておくことで安心して参加しやすくなります。
なお、関東に住んでいる方は、以下の記事から2024年最新のサイファー情報を把握できます!
②当日になったら開催場所へ向かい挨拶をして参加
サイファー当日になったら、開催場所へ向かいましょう。
近づくと徐々にビートの音が聞こえてくるので、比較的見つけやすいです。
ビートの切れ目などに声をかけて「初めて来たんですけど参加してもいいですか?」と聞いてみましょう。
大抵の場合は、快く受け入れてもらえます。
いくつか輪っかがある場合は、観察してみて入りやすそうなところを探してみるのもおすすめ。
入りにくい場合や緊張してしまう場合は、まずは見学するのも手段のひとつです。
見ているだけでもめちゃくちゃ楽しいです。
サイファーに参加する時は、当たり前のことですが「よろしくお願いします!」などの挨拶を徹底しましょう。
お互いをリスペクトし合うのも、HIPHOPの文化のひとつです。
③ビートに乗って8小節ずつフリースタイルラップをする
挨拶を済ませたら、サイファーに参加しましょう。
「1人8小節ずつ」以外の決まりは基本的にはないので、好きなようにラップしてOKです。
ラップのやり方については、以下の晋平太さんのYouTube動画が分かりやすくておすすめです!
不安な人は、事前に見ておくとよいでしょう。
なお、サイファーに参加するとき・帰るときには、特有の挨拶をするという文化があります。
サイファーで出会った人に教えてもらうと良いでしょう。
サイファーに関するQ&A
サイファーに関するよくある質問を調査しました。
- 初心者がいきなり行っても大丈夫?
- 未成年でも参加していい?
- サイファーは怖い・危険って本当?
- 気を付けるべきことは?
- サイファーにはどんな人がいるの?
上記の質問に対して、私なりに回答していきます!
初心者がいきなり行っても大丈夫?
基本的には大丈夫です!
ただ、サイファーによっては超上級者ばかりで若干入りにくいところもある印象なので、事前にXなどをチェックして「初心者歓迎」などの記載があるところに行くことをおすすめします。
未成年でも参加していい?
基本的には大丈夫です!
未成年禁止のサイファーは聞いたことがないです。
サイファーは怖い・危険って本当?
基本的にはピースな雰囲気のところが多いです。
ただ、いろいろなサイファーがあるので一概には言えません。
よほど失礼なことをしない限り、危険な目にあうリスクはほとんどないと思います。
気を付けるべきことは?
挨拶をすることや、初対面の人に敬語を使うことなど、マナーには気をつけましょう。
サイファーにはどんな人がいるの?
多種多様な人がいます。
基本的には10代~30代の男性が多い印象ですが、小学4年生の男の子がお母さんと一緒に参加していたり、60代のおじいちゃんが参加していたりもします。
ほぼ全員に「HIPHOPが好き」という共通点があるので、比較的距離を縮めやすいと思います!
【まとめ】サイファーとはHIPHOPのビートに乗って即興ラップをする催し!
サイファーとは、公園などでビートを流し、参加者が輪っかになってフリースタイルラップをする催しです。
HIPHOPが好きな人と交流できる・事前に申し込まなくてもフラっと参加できる、といった魅力があります。
気になっている人は、ぜひ本記事を参考にして、サイファーに足を運んでみてください!